先日Google+を始めました。
みんなで広げよう、友達の輪!みたいなWebサービスですね。
基本的にSNSは本名で登録してサムネには自分の写真というのが基本だと思います。
とか言ってるあなた。そして私。
Twitterぐらいはやってるんじゃないですか。
大方似たようなものです!
とりあえずどう言ったものか見てみるのも悪くないんじゃないですか?
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このGoogle+、まだ始まったばかりの限定公開という事もあり、
まだサービスの内容に色々不便なところがあります。
そういう点も踏まえた上でGoogle+の特徴について見ていきましょう。
※この記事は7/17時点でのGoogle+の仕様を述べたものです。
Twitterとの比較
Google+はよくFacebookと比較されていますが、私はFacebookを使用したことがないのでTwitterとGoogle+で比較しながらGoogle+の特徴を見ていきましょう。
私はTwitterではフォロー数をなるべく絞っています。
何故なら興味のない人が発する興味のない情報をTL(タイムライン)に表示させ、
好きな友達の発言や興味のある情報が流れていくのが耐えられないからです。
なので、リストをうまく活用し、流れていいTLと見逃したくないTLを分けていました。
Google+では、“ストリーム”が、Twitterでいうタイムラインに相当するのですが、
このストリームは、“サークル”という概念で分類することが可能です。
例えば、サークルAにはアニメ友達、サークルBにはゲーム友達、サークルCにはその他という風に、分類してサークルに参加させることができます。
※友達を複数のサークルに参加させる事も可能です。
※後述しますが、Google+はカテゴリごとに投稿することが可能です。
この“サークル”毎にストリームが存在し、気になる人の投稿を見逃さずに済みます。
また、Twitterはある程度以上は過去の投稿は遡れませんが、Google+は(現時点では)
以前の投稿でも見る事ができます。
また、このサークルABCのストリームを全てひとつのストリームとして表示させることも可能です。
Twitterで私がフォロー数を絞っているもう一つの理由は、
自分と趣味が似ている友達がその趣味の事ばかりを発言するとは限らない、
という事なんですね。
当たり前といえば当たり前ですが。
例えば漫画家の方をフォローしても執筆中の漫画の事ばかり発言しているのではなく、
その日の夕食がなんだったか、とか今日は何処何処に行きました、とかの情報も当然つぶやく訳です。当然です。そういう気軽さがTwitterの売りですから。だけど私はそういった情報は別に必要としてはいませんでした。
Google+の場合。投稿を誰に対して公開するかをコントロールすることができます。
例えば、漫画家の方が“編集関係”と“ファン”という2つのサークルを作っていたとします。
この場合、限定公開で“編集関係”というサークルに「締め切り期限にはなんとか間に合いそうです」と投稿すれば、漫画家の作った“ファン”サークルの相手側のストリームには表示されません。
一方で “ファン”サークル向けにはラフスケッチ等のアップロードなどを投稿し、ファンサービスを行うという事もできます。
もう一つほど例をあげますと、
相手が“リアル友人サークル”宛に限定公開で「今日どこに飲みに行く?」
と発言しても、相手の“リア友人サークル“に自分が入っていない限り、
自分のストリームには表示されません。
つまり、ひとつのアカウントで(場合によっては相手に知られることなく)複数のサークルとお付き合いすることができるのです。
リア充っぽい言い方をすると、うまく使えばお互いにバレずに複数の異性と交際できるよ!って事ですね。私には関係ないですが。
ただ、この2つの例はGoogle+を自分と相手が同じ考えのもと、100%有効に活用できた場合に限ります。
通常ですと、一般公開の投稿でどうでもいい情報も垂れ流しになるでしょう。
しかし、Twitterよりはその頻度は低いはずです。
友達の追加について
これまで、Google+の良い点を述べてきましたがGoogle+は現時点でいくつかの問題を抱えています。
その一つは、現在Google+はサークルに追加する友達を少々増やしにくい仕組みになっている事です。
リア充的な友人を増やす方法としては
「俺最近~はじめたんだけど、~ちゃんやってる?」
Yes そう!じゃあ登録してもいい?
No マジで!~ちゃんもやってるから始めてみようよ!
的な流れなんでしょうけど。
私たちはそういう真似はできません。
なので通常、友達を増やすときはプロフィールやストリーム内で気になる単語や趣味を検索して、登録という流れになってしまうと思います。
しかし、今のところGoogle+は、プロフィールの検索はできるがストリーム内で検索ができないのです。
つまり、ストリーム内で
“TF2 (TeamFortress2)面白いなー”
という発言をしても、プロフィール内にTF2という文言がなければ
TF2で検索しても引っかからない。
ストリーム内の発言を見られる可能性があるとすれば、
“一般公開”の投稿で“TF2”というワードを含まれている友達を探す。
ぐらいしかないです。
ただ、Google+はサークル内での投稿に特化したSNSですので、一般公開で趣味が内容の投稿はあまりしないと思いますので、友達を探すのはかなり難しい気がします。
また、友達を増やす方法として友達の友達を参照して登録するという事も多いと思います。
しかし、Google+にはここにも問題があります。
それは、自分が作ったサークルメンバーは誰がどのサークルに所属しているのかはわかりますが、他の人のサークルメンバーはどのサークルにどのメンバーを所属させているのか、というのがわからない、という事です。
つまり、AさんとBさんが自転車という共通の興味を持っていたとしてもBさんの友人の
CさんはBさんと違う趣味、例えば山登りのつながり“かもしれない“という事です。
事実はAさんからは見えません。なので、AさんがCさんを自転車サークルに追加すると、
それは間違いのかもしれません。
これに関しては、他人のサークルメンバー一覧に表示されている一言プロフィールのようなものを参考に選ぶしかありません。
ただ、この辺りは次第に改善されていくと思います。
改善はされないであろう問題点
Google+を使う上で非リア充にとってはこれが実は一番致命的な事なのですが・・
Google+は本名での登録を強く勧めています。
Google+も実名アカウント以外は凍結の方向か?実際に凍結された匿名アカウントが発覚
ネット弁慶の私たちに取って本名出しや、顔出しのハードルはそれはそれは高いものです。
しかし、現実問題、明らかに本名ではない名前で登録した場合垢凍結もありうるとの事です。
実際に凍結された人も多いです。
このあたりはうまく情報を集め、綱渡り的に立ち回るしかありません。
投稿頻度・運用方法
次にGoogle+のSNSにおける立ち位置について私なりの見解を述べます。
あくまで私基準ですが、Google+の投稿の頻度としては、Twitterの頻度で投稿していると疎ましがられるかも知れないという感じですね。
というのも、ストリームを見ていると何かしらの伝えたい意図があって投稿している人が多いイメージでした。
例えば、
“台風が本州に緊急接近中!“等のニュースを引用して投稿する
「今日こういう買い物をしました!」等写真をアップロードして投稿する
等の使い方が多い感じです。
逆に
「朝御飯何食べようかなぁ」とかのレベルの投稿を何度もするとこの人はちょっとってなります。(あくまで私の判断です)
その他
SteamとかPCゲーマーのサークルを増やしたいので
Steamer・PCゲーマーの方でGoogle+始めたい~という方がいたら
kurety004あっとまーくgmail.com までご連絡ください。
欲しい機能
・画像レス機能
・誰がどのサークルに所属しているかがわかる仕組み
・ストリーム検索
・ユーザーごとに覚書ができるスペース
まとめ
まだGoogle+を使い始めて数日ですが、いい感じに回ってきています。
この手のサービスは一度始めてしまえば面白いものです。
またTwitterと同じくGoogle+は一般公開のタイミングで爆発的に普及する事は火を見るより明らかです。
どうせ後で始めるなら今から始めましょう!
また、この記事は私から見て気になったGoogle+の特徴を抜き出して記述しています。
他にもできる事やできない事はたくさん有ります。
そのあたりは他の方の書いた記事を参照してください。
Google渾身の新SNS「Google+」の主要機能を一挙紹介!
Google+を2週間使って分かったこと、感じたこと15