「電音部 2nd LIVE -BREAK DOWN- 神無月の部」に参加してきました。(+Do You Even DJ? 2ndについて)

「電音部 2nd LIVE -BREAK DOWN- 神無月の部」に参加してきました。

概要

3/19にパシフィコ横浜で開催された

「 電音部 2nd LIVE -BREAK DOWN- 神無月の部(午後の部)」に参加してきました。

推しエリアのシブヤとハラジュク撮ってきました。

諸々

会場

パシフィコ横浜。3回目。今回は横浜駅から歩いていった。3kmぐらいかな。途中トヨタの大型展示場みたいなの横切ったり建物の中通過したりしてわかりにくかった。そしてパシフィコ横浜には意外と早く着いたなぁと思いきやパシフィコ横浜の展示ホール?の横を延々歩かなきゃいけないので遠く感じた。途中にあったアンパンマンミュージアムは家族連れで盛況だった。

センター寄りで結構いい席だった。機材席が中央黒塗り部分だったからちょっと目障りだったけどしゃあない。JUNGOもいたわ。

レギュ

キャパ100 声出し禁止 ジャンプ禁止

なんだ、バンナムコンテンツは全部ジャン禁なのか?ラブライブ軽く調べたけど普通のジャンプはオッケー?よくわからん。いただきバベルでとびっはねっられないんだよな。

セトリ

横浜で開催した「電音部 2nd LIVE -BREAK DOWN-」にて新エリア・キャラクター情報解禁! TORSO JACKより引用

こう見ると曲数多いな!あと作曲者情報入ってて偉い!!曲名に入ってることからも電音部はクリエイターをかなり重視してるのがわかる。SpotifyでもArtistとして作曲者が表示されてる。Spotifyはクリエーター欄で検索できないからこの方式が一般化してほしい。

1.ペトリコールを渡って (Prod. Aiobahn)
2.NANAIRO STAGE (Prod. YUC’e)

YUC’eめっちゃ好きなのでこれは聴きたかったね。JUNGLE WAHHOIもよかったけど。

3.CHAMPION GIRL

giga これだけ作曲者情報ないのなんでだ。これも強者感ある。

4.DANCE SHOWCASE
5.In my world (Prod. KOTONOHOUSE)

やはり気持ちよさある。KOTONOHOUSE偉大

シブヤエリアはV担当のエリアで普通に中の人が出てくるわけではないんだけど、映像が前回より飛躍的に良くなってた。前回のペラく見えるのから立体的に見えるようになってた。会場の問題だと思うけどディスプレイの解像度も高めに見えた。これはいいね。

6.MUSIC IS MAGIC
7.いただきバベル (Prod. ケンモチヒデフミ)
8.DANCE SHOWCASE
9.No More (feat.Rheason Love & Tomoyuki Hirakawa)
10.Catch a Fire (Prod. ケンモチヒデフミ)

始まるまで知らなかったけど今回アザブの澁谷梓希さんは欠席だったらしい。お大事に。こういっちゃなんだけど基本的に一人一曲のソロ曲が一人欠席だったため2曲披露されて(個人的には)結果的によかった。アザブはケンモチヒデフミが担当の秋奈さんの曲がブッチギリ一番好きなのでいただきバベルとCatch a Fire両方拾えるとは全く思ってなかった。やっぱこの2曲は最高にいい。いただきバベルは1stでも一部だけ歌わないところがあって息続かなかったかなって思ったけど2ndでも確か同じ場所だったから決まってるっぽい。きゃっちゃふぁいあ!最高!!

11.アイドル Break All (feat. IOSYS)

十数年前に東方アレンジで一世を風靡したIOSYSの電波曲を令和にまたこういう形で聴くことになるとは。因果ですなぁ。

作詞:七条レタス,夕野ヨシミ,まろん 作曲:D.watt 編曲:ARM,D.watt,コバヤシユウヤ,uno

うーん、IOSYSの有名所フルメンツだ。本気だ。

12.トアルトワ (feat. TAKU INOUE)

イノタクお得意の夜の街系曲。

13.しあわせの魔法 (feat. Jun Kuroda)
14.DANCE SHOWCASE
15.pop enemy (feat. Shinpei Nasuno)

全体的にアキバエリアの曲おしゃれ過ぎる。ふたば以外。

16.Eat Sleep Dance (feat. Moe Shop)
17.ミルキータイムライン (Prod. Nor)
18.Princess Memeism (Prod. Snail’s House)

Do you even DJ?も電脳ロリポップも好きなんだけどこれかぁ。Snail’s House好きだしこれも結構好きなんだけどちょっと残念・・・って思ってたが。あとハラジュクエリア推しだと思ってたけどどうも好きなのは桜乃美々兎(cv小坂井祐莉絵さん)らしい。全体曲も全部好きだからハラジュクエリア推しで違いはない気もする。

19.DANCE SHOWCASE

ダンスショーケースは各エリアにあったんだけどここがブッチギリ一番よかった。いい悪いというか単に個人の趣味だと思うけど。和風テイストを感じさせつつギターの音も入りシロプスαのうーはい!うーはい!もあり楽しい。誰のRemixなんだろうな。

20.Distortion (feat. Yunomi)

1stで衝撃だったのでまた聴けてめちゃくちゃ嬉しい。今度は青赤フラッシュも目を背けずにしっかり見た。この曲のブレス部分生声ぽいから良すぎる。。。やっっぱYunomi最強なんだよな。電音部に手出してYunomiを知れたのが一番の収穫。改めて歌詞を聴くとかなり不穏さを感じる。Distortionの意味は歪み。

21.Beat Me! (feat. kamome sano)
22.Mani Mani (Prod. TAKU INOUE)

マニマニ

23.MIDNIGHT TOWN (Prod. AmamiyaMaako)

まさかの秋奈さんソロ三曲目。そんな事ある??電音部まだ2年経ってないしキャラがソロ曲3曲持ってるって事自体異常だしユニットライブでもないのに一回のライブでソロ曲3曲歌うって他のどのIPでもありえない気がする。ミリオンライブは9年目で4曲目だぞ。それでも少なくはないと思うけど。

1,2曲目と違うアザブっぽい高級感溢れる曲ですね。

24.夜明けのアンセム (Prod. 雄之助)
25.月読のダンス (Prod. takashima)

この2曲はどうもストーリーを読んでるとエモいセトリらしい。

26.DANCE SHOWCASE

全エリア混合のリミックス。結構好きだったな。

27.Hyper Bass (feat. Yunomi)

Yunomiの超傑作曲。イントロで思わずうおおおお!と会場中から声が上がる。パシフィコ横浜の大きさもあって前回の立川ステージガーデンほどの低音は響かなかった。前回は本当低音とウィスパーボイスで気持ちよすぎて溺れそうになった。にしてもやはり素晴らしい。毎回やってくれ。客も9割これは聴きてぇって思ってるんじゃないかな。

前回の

28.Let Me Know (feat. Masayoshi Iimori)

この曲も曲間の低音が気持ちよすぎてな。ところで僕のInverted Pyramidはいつ拾えるんですか?1st2ndって通ってるのに既に拾えない曲発生してるの何?

29.Where Is The Love (feat. Shogo&早川博隆) 白金 煌&黒鉄たま ver
30.Blank Paper (Prod. TEMPLIME)
31.DANCE SHOWCASE
32.Do You Even DJ? 2nd (feat. Neko Hacker)

終了前挨拶寸前で舞台は暗転し新宿歌舞伎町と思わしき映像が映し出される。その後ダンサーにより不穏なダンスが披露される。お、シンジュクエリアの新曲披露か!ええやん!と思ったら あれ、Do you even DJ?っぽい曲に聞こえる。あまり演者を把握してなかったので出てきた人はシンジュクエリアの中の人でDo you even DJに対するアンサーソングかぁと思ったが、どうも美々兎の中の人っぽい。ツインテールもないし歌い方も違いすぎるし全然わからなかった。

歌い方は感情の乗せ方が半端なく非痛感が痛いほど伝わってきて聴いてるこっちが辛かった。ここまで感情乗せた歌生だと初めて聴いたかも知れない。

衝撃のDo You Even DJ? 2nd披露後そのままスタッフロール、閉幕。おおよそ普通のライブの終わらせ方ではない。情緒不安定になっちゃう。

諸々2

Do You Even DJ? 2nd(+美々兎)について

引用:HARAJUKU | 電音部

電音部新曲「Do You Even DJ? (feat. Neko Hacker)」発表!OFUTONEコラボグッズも販売開始! | 電音部より引用

Do You Even DJ? 2nd (feat. Neko Hacker) | アソビストアmusicより引用

劇的ビフォーアフター。同一人物です。ツインテールも取れた。おわかりだろうか・・・Do You Even DJ? 1st(以下1st)の左上に歪んだ彼女の顔が写っているのを。

配信音源ではまだ相当かわいく歌っている。ライブでの悲痛さの1割もない。

最後の全エリアでの曲数がハラジュクエリアだけ少ない!!と不満のうちに演者挨拶になったのでブ~~~となってはいた。加えて今回何故かハラジュクがステージ仕切っている。なのに曲数が少ない。これはなにかあるかもしれない・・・ぐらいはメタ的に考えてはいた。でも複数ユニットあるコンテンツは持ち回りで仕切ることもあるしそんなもんかぁっとも思ってた。

今回のライブキービジュすらみてなかったが今見るとハラジュクドセンター・美々兎ドセンター。後付ではあるが改めて見るとなにもないわけはなかった。ツインテールも持っとる。

2nd Live -BREAK DOWN- | 電音部より

今回のDo You Even DJ? 2nd(以下2nd)、そして新宿カブキエリアの登場を踏まえると、HyperBassは第2部の曲じゃないのか?という説が出ているらしい。

HyperBass

この曲も歌詞が相当重いというかいろんな意味・解釈が込められてる曲で

「よかったね、手前で降りなくてあんた つまりええとこれは、外回りの場合」

山手線外回りの場合原宿の手前の駅は渋谷。ハラジュクエリアの神宮前参道學園はシブヤエリアの帝音国際学院の分校として設立されている。美々兎は帝音に受験落ちしており学園としても個人としても帝音に対し強いライバル心を持っている。

これは割と言われてることだったんだけどこの曲は他にも「魔法の呪文」という暗号が仕組まれており、暗号は解読されたもののなんのことかはわからなく、今後のストーリー展開で明らかになるかなぁと言われたんだけど。

「ほらほら、またきた傷だらけバンビ

罠と知りつつも前足でパンチ

おや、トラバサミには光る犬歯

「アウチ、またやったトホホ」って感じ

おいで、包帯はないが療養はまあ名案だ

見てみなベランダから、外世界は冷淡さ

ねぇ、あの声なんだ?

きみを捕らえる計算さ

よかったね、手前で降りなくてあんた

つまりええとこれは、外回りの場合

下り上り知らなきゃ伝わりはしない」

今まで傷だらけバンビとは帝音に落ちた美々兎のことと言われていたが2ndを踏まえるとどうもそれだけではないらしい。内回りの場合原宿の手前は代々木・新宿。"下り上り知らなきゃ伝わりはしない"

また、Distortion、Do You Even DJ?も目線を変えると不穏さに溢れている。

Distortion

これを聞いたあなたは世界中がなんだかゆがんだように見えると気が付くわ、今更

そう、ゆがんでる、元から

Do you even DJ?1stのジャケ写に歪んだ彼女の顔が写っているのに"気が付くわ、今更" ""そう、ゆがんでる、元から" 2ndは言うに及ばず全てが歪んでいる。

「この夢を叶えてよ」 「この夢も、どうか」と、星に祈る

「その手にするまで諦めんじゃない 」 「ちゃんと目を開いて現実を受け入れなさい」 なんて、

星は語る 振り落とされないように、溺れてしまわないように

初めて挑む波乗りのように生きてる あなたが スーパースターのように、

その夢を ちゃんと叶えるように Stay / move? (Stay, move)

(離れないように、止まらないよう に、星は回る)

その一歩一歩が途切れないように 目指してるとこに行けますように

叶うならそばにいられますように 置いてかないで、なんて星に祈るの

2ndでは美々兎は1人。オマケと呼んでいた2人はもういない。

Do You Even DJ? (1st)

あ〜もうイヤ なんでなんで? こんなにかわいいくてDJも上手いのに 早く時代が追いついてくれないかな うえええええん

2ndがなければただの自己評価に不満がある生意気な女の子を表した歌詞ぐらいだったが。もうそんな単純な歌詞には聞こえない。

Do you even DJ? わかってよ この違い

1stと2ndで共通する歌詞だが明らかに意味が違う。

Do you even DJ? even 名刺にかかる形容詞としてみれば"単調な・平凡な"が一番しっくり来る。→あなたは平凡なDJ?

だがDJするで動詞と見ると even+動詞で~ことさえ  →DJすることさえ出来ないの? 

無理矢理過ぎる。オタクすぐ拡大解釈する。文法もあってるかわからん。

このあたりの曲は2ndから逆算して歌詞が書かれている。

思えば40週リリースの一番初めの曲はDo you Even DJ?であったし、1stライブでサプライズとして初公開されたのもDistortion。公式チャンネルで唯一制作されている曲はDo you Even DJ? ハラジュクはいつも扱いが特殊だった。

各曲とも歌詞の意味とか関係なく素晴らしすぎる名曲なのにそこに歌詞まで秀逸とか凄すぎる。DistortionもHyperbassもめちゃくちゃ好き曲なのに素直に楽しめなくなってしまった。聴こえ方が変わったと言うべきか。

カブキエリアの映像後に2ndが披露されたことからも美々兎がカブキエリアとなんらかの形で関わり、心身共にボロボロの状態になったのは明らか。美々兎に一体何があったのか。気になる人は電音部ストーリーを追おう!

電音部とメディアミックス

・・・という形でライブ・曲からストーリーに対して強烈なまでの導線が引かれている。僕はハラジュク推しだしどうも美々兎に特別好きな曲が多いらしいというのもあるが、今まで全く興味なかったストーリーに対して強い興味を惹かれている。ストーリー履修したいと思える。このライブパフォーマンスを見た人なら強弱はあれど美々兎に何が起こったのか知りたいと思うはず。ただ曲を歌うだけで導線を引くというのは並大抵のインパクトでは出来ない。

電音部は所謂メディアミックス戦略を打ち出しており、曲だけではなくライブ・キャラクター・小説・漫画・将来のアニメ化・ゲーム化まで複合的に展開していくであろうコンテンツであるが、なまじ曲が強い分ストーリー・小説は興味ないって人が多い気がする。僕もストーリーは興味なかったしなんならキャラの名前もほとんどわからない。

メディアミックス作品はストーリーを追ったほうが曲もライブも楽しめるというのは自明ではあるが、このコンテンツ飽和時代やはり優先度はあり、電音部ストーリーまで履修しているという人は少なそうに思える。

それが証拠に、最後のハラジュク演者挨拶の時に、「先日あがったボイスドラマ聴いてくれた人いますか?」という問いに対し、ペンライト・手を振ってる(聴いた)人は1割程度だったと思う。おそらく運営も曲だけ聴いてる層が多いことは把握してる。

つまり運営としては今後のためにもなんらかの形でストーリーに対して他から導線を引かないといけない。今回の展開は初期曲であるHyperBassからDo you even DJ 2ndまで伏線を張っており、かつクリエイターもYunomi・Neco Hackerと一人ではないことからこれは電音部のストーリーとして当初から予定されてたグランドデザインであると言えるだろう。その立ち上げから溜め込んだ力をライブに合わせてストーリーに興味をもたせる形で全力で殴りつけてきたわけだ。これはたまらない。もしかするとコンテンツ立ち上げ時から曲先行コンテンツになるだろうという予測がついていたとすら思える。

カブキエリア

とまぁお騒がせしまくった新宿カブキエリアではあるが、1stライブの最後で歌舞伎町っぽい映像が意味深に最後に出て今まで音沙汰なしだったので2ndで何かあるかも?とは言われていたみたい。

電音部、新エリア「カブキエリア」解禁。オーディションも開催 | BARKS

キャラを見ると今までに比べて濃い!!カブキエリアはどうも破壊!宗教!神!暴力!違法DJ!みたいな感じっぽい。多分好き。違法DJってなんだよ。裏営業か?今まで電音部の治安悪い音担当はシブヤだったが真の治安悪い音担当としてカブキが出てくるように思われる。

キャストはこれから募集するらしくサイトにはデモ音源もあった。2曲ありCheaterはおもいっっっっきりHiphop曲。Crushは治安の悪い音を響かせている。

Cheaterは歌詞がストリート系の曲であるから間違えなく安倍=シャクジ=摩耶の曲。ここまでガチ感あるHipHop今までどのオタク系コンテンツになかった気がする。オタク版流派-Rありますよこれは。Crushは破壊するとか言ってるんで大神 纏の曲。

残りのゴスロリファッションのりむるいい性格してるし曲気になる~~ なんとなくkawaii系とかnightcoreみたいな方向性な気がする。

最後に

記事が長くなった。前回も長かったな。

ライブ時間も昼夜の割に長かったし曲数も多かったし演出は言うに及ばず。いいライブでした。

Do You Even DJ? 2ndのあまりのインパクトに書いてなかったけど今回のセトリ、かなり大胆な曲選だったなって。1stでやった曲も未披露の曲も何も気にせずセトリ作った感じ。2ndライブ終わっても未披露の曲あるってなかなか出来ることじゃないよ。好きな曲何度も聴けるのは嬉しいけどまだ未披露の曲も聴きたい。難しいね。

なんだかんだかなり好きなコンテンツになりつつある。

昼公演か夜公演どっちかいけばいっかーぐらいに考えていたがここまで昼夜で差が出ると今後昼だけ行くのが怖い。

画像・ツイート