シン・エヴァンゲリオン劇場版を見てきました。

もちろんネタバレあるんで注意。 この辺はTwitterとかで見たときに表示されちゃうので埋めておきます。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

かなり書きなぐってますので雰囲気で流し読みしてください。

今回作品の感想を書くに当たっては全体を見ていくより人物ごとに見ていく方がいいように思われた。各人の掘り下げが意図的にされており、また納得できる完結のされ方がされていたので。

碇シンジ

破ではニアサードインパクト(通称ニアサー)を起こし、Qでは世界を元に戻すためと思ってしたことも実は第一の使徒であるカヲルの排除するためだった。(気づいてたかどうかはわからないけど父親に騙され)友であるカヲル君も殺してしまい序盤こそいつも通り心を閉ざしていた。アスカには罵倒されまくったがトウジ、ケンスケの温かい言葉、待遇。そしてシンジとのふれあいを通じて心を獲得した綾波レイと同じく、村での生活を通して心を獲得していったアヤナミレイからの言葉に動かされなんとか立ち直ったシンジくん。中盤以降は妙に精神的に成長しており、ミサトさんに対してはミサトさんの罪は僕が半分背負う、エヴァに乗せて欲しいとイケメンぶりを発揮し、ラストのゲンドウとの会話では限界コミュ障ひきこもりだった事が判明したゲンドウとの対話にすら成功する。これはシンジさん。エンディングではマリといい感じになっており??新卒感があるスーツを着ていた。もともとクラスメート女子にも大人気だったシンジさんが精神的にも無敵になったらそりゃモテますわ。

アヤナミレイ

シンジ・アスカとともに村で生活するにつれ綾波レイと同じく徐々に人の感情を学習していく。拾ったものは返すという事を学習したので自閉したシンジにカセットプレイヤーを返すが投げられる。やっぱ砂漠でちゃんと拾ってたんだなそれ。偉い。ありがとうは?小さい女の子でも出来るのにって言ってたら面白かった。なんやかんやでシンジに対しても自分から語りかけ立ち直らせることに成功する。多分これが今回一番の仕事。学生服着たところは熱い。初期ロットのためネルフでのケアを受けられない状態での存命は困難なため自壊。最後黒のプラグスーツが白に染まっていくのは熱いけどなんで?綾波レイの残滓が表面化してたり?

綾波レイ

後半で登場。初号機の中で生きてました。カセットプレイヤーも無事返せてよかったね。髪めっちゃ伸びた。エヴァの呪縛でも髪だけは伸びるらしいしわざわざ切ることもしなさそうだし14年間分の伸びなんじゃないかそれ。あと覚えてないっす。

式波・アスカ・ラングレー

シンジに対してうざいだの邪魔だの罵倒しまくり蹴り綾波レイに対してあんたバカァと往年の名台詞を放ってみたりしたりしていたが一番今回色々あったような。正体はわからんが少なくとも人間はやめた様子のアスカ。睡眠も食事も必要ないらしい。14年後の世界ではもう裸見られる事自体がもはや恥ずかしいことでもなんでもない(アスカに限ったことではなく世界的にそうらしい)。そして14後も持ってましたワンダースワン。今作ではゲーム画面も映りそのソフトはグンペイ。なつ~~~。なんだかんだでネルフ本部に乗り込み最終決戦。1680万色に光るパーツがついた白のおニューのプラグスーツを着込むアスカ。第13号機には弐号機自身のATフィールドが邪魔になり攻撃できない。なんで?それなら!と眼帯を開放するアスカ。眼帯の下には第9の使徒(だったような!多分!覚えてない!)飼ってました。第9使徒に汚染されたエントリープラグから復元できたんだろうか。エンジェルブラッドを使い2号機の裏コード999を発動させるが弐号機の使徒化もゲンドウのシナリオ通りだったらしく13号機に取り込まれてしまう。すげぇなゲンドウ。アスカは綾波シリーズと同じく式波シリーズという事が判明した。いつから?破の頃から?第9使徒に汚染されたあと?話それるけど初号機、弐号機にはそれぞれパイロットの母親の魂が取り込まれている。子供は親と魂のシンクロ率が高いのでエヴァに乗れる。なので逆説的にエヴァパイロットは母親がいない。破でアスカが弐号機のパイロットは私しかいないのにって言ってたのは多分そういうこと。でも赤城博士はエヴァは兵器だから予備もいるって言ってたしその頃から式波シリーズいたのかなー、そんな気もするなー。なんやかんやで助かりビリビリのプラグスーツで横たわるアスカ。エロすぎだろ。裸カット多かったけどここが一番エロ。自重せよ。あれ?そういえば赤スーツだったね。白いの着てたのに。ケンスケとお幸せに。

真希波・マリ・イラストリアス

メガネ 巨乳 メガネのお姉さんであるところのマリ。僕も好きです。新劇場版からの登場でありひときわ謎の人物だったがある程度は正体が判明した。Qまでの時点で口ずさむ曲がいちいち古い・綾波ユイ碇ゲンドウと同じ写真に写っている・ゲンドウ君と呼んでいるなどで見た目通りの10代女性ではないのではないかと言われていた。終盤にはゲンドウの大学時代の回想シーンにも登場した。アスカのエヴァの呪縛を考慮するとマリもエヴァの呪縛にかかっていたのでは?大学時代でゲンドウと色々実験してたらエヴァの呪縛にかかっちゃいました的な感じかな?アスカにコネメガネって呼ばれていたことからもネルフの立ち上げ時に関与していた可能性は高そう。冬月先生にはイスカリオテのマリアと呼ばれていた。ラスト前に急に新情報出さないで。終盤ではおなじみの学生服で海に落下したりシンジに抱きついたり。エンディングでは再びシンジに目隠しをしながら登場したが大人びているように見えた。エヴァの呪縛がなくなっている?ヒロイン差し置いてゴールした日向ヒナタを彷彿とさせるね。

碇ゲンドウ

今回の主役。ネブカドネザルの鍵を使ってなんやかんやで人間をやめたお父さん。当然のように飛ぶし銃撃たれて脳漿ぶちまけても拾ってもとに戻せばなんとかなります。目から使徒ビームも撃てます。妙に精神的に成長した我が息子に自分のことを知りたいと言われ自分語りをしながら自己を見つめ直すゲンドウ。幼少時から周囲に溶け込むのが苦手で知識欲で渇望を満たしていたゲンドウ。周りの人とろくに会話もできない大学で限界コミュ障に救いの手を差し伸べてくれた天使の如き綾波ユイが自分にとって全てになった。でもユイが初号機のコアにダイレクトエントリーの実験した結果消失してしまったので辛い。ユイにもう一度会いたいのでもう一回インパクト起こそう。という動機。思えばこの動機は全シリーズで共通している。息子と極力話さなかったのも自分への罰とかなんとか言ってたけどそういうの抜きだったらちゃんと話せてたかかなり怪しい。なんやかんやでシンジの存在と自分の弱さを認めた時、ユイを見つけ解放されていった。

葛城ミサト

散々散々ネタにされていた行きなさいシンジくん!をこれ以上ない完璧な形で回収した。我々は手のひらで踊らされていただけだった。そう、僕も思っていた。シンジがきっかけでニアサーを起こしたのは確かに事実だがシンジがいなければそもそもサードインパクトは確実に起きていたのである(シンジが動かなかったらカヲルはどうしてたかは置いておいて)。行きなさいと言った以上シンジが起こしたニアサーの責任は自分にある。なのでQで規則上DSSチョーカーをシンジにつけたが爆破はできなかった。今回もクルーの心情上シンジに対する射殺許可は出していたが実際には殺す気はなかった。ミサトがシンジ君を庇ったあとの口上はマジで涙が止まらなかった。自分以外のクルーを退避させ髪を下ろしおなじみの髪型になる。それは卑怯だろ。

碇ユイ

最後の最後に出てきました。第13号機と初号機にヴィレの槍を突き刺し新世紀を引き起こすママ。この時のためにここにいたんやで。弐号機がやっていたらアスカの母もここで出てきたのかもしれない。

渚カヲル

シンジくんマイ・フレンド。マイナス宇宙でのシンジ君との回想?では別世界線で会っていたことが明らかになっている。そしてそんなことよりNERVの司令席と思わしき場所に座って加持から渚司令と呼ばれているシーン。謎。転生者の如く何周も何周も世界を繰り返しているのでそういう世界線もあったということだろうか。

戦闘シーン・兵器

戦闘・兵器についても最後に軽く触れたい。見てて非常に気持ちよかったんだけど一回見ただけじゃなかなか言語化は難しいので軽く。エヴァの腕だけが跳ね回ったり艦艇をミサイルにしたり足だけの兵器があったり既存の兵器に囚われないデザインが斬新で素晴らしかった。

ユーロNERV奪還戦

空が割れ迷彩を解除し足だけの充電特化型エヴァと巨大砲台が姿を現し陽電子砲をぶっ放す。対して艦隊を重ね合わせ盾にする。スケールがでかい!

ヤマト作戦

ヴンダーの同型機が雲海から姿を現しヴンダーに襲いかかる。そしてもう一機。なんとか躱しNERVに向け反応弾を打ち込む!もしかしてって思ったけどその翼についてるお船をそのままブチ込むんですか~~~!!スケールがでかい!クルーがでも同型艦って4番艦まで計画ありましたよねとか余計なこと言った直後4番艦がヴンダーの翼をバキバキに粉砕!この世界の迷彩マジですごいらしい。

エヴァ第13号機戦

なんやなんやで弐号機をおいしく頂き人外と化したゲンドウが乗り込む。マイナス宇宙で調子に乗って量子テレポートをシュンシュンやってたら初号機に乗った息子が来た。ゴルゴダオブジェクトという部屋から教室からあらゆる思い出の場所で初号機と戦う第13号機。だが息子との決着は暴力では解決しない。なんやかんやでガイウスの槍で胸貫かれて新世紀が始まりました。

エヴァ8号機関係

ユーロNERV奪還作戦で空飛び回って陽電子砲潰したり腕だけ初号機と戦ったりエヴァオップファータイプ食い散らかしたりして大活躍だった。今回一番動いていたかもしれない。

総論

相変わらず最後になっても新用語はバンバン出てくるし多分1割も理解できてないけどQに比べれば表面上だけでも感動できたしこれまでの旧TV・旧劇も含めた全てのエヴァンゲリオンの完結編としてふさわしい出来だった。もう1,2回は見たい。あとこれ書く上で特典のパンフレット内の用語が大変助かりました。